U過去問を解いていて、ふと「あと何日あるのか」が気になって試験日程を調べ直したことがあります。日程を「知っている」と「逆算して今日やることを決める」では、まったく違う情報の使い方だと気づきました。
この記事では、2026年度の中小企業診断士試験の日程と、今日から試験日まで逆算したスケジュールの考え方を整理します。試験日を把握するだけでなく、「今日が何日目か」を意識することが計画の出発点です。
注意:試験日程は中小企業診断協会(J-SMECA)の公式発表を必ずご確認ください。この記事の日程は例年の傾向をもとにした目安です。確定情報は J-SMECA公式サイト でご確認ください。
目次
2026年度 試験日程の全体像
| 区分 | 試験日(目安) | 形式 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 1次試験 申込 | 例年4月下旬〜5月下旬 | オンライン申込 | 科目免除申請もこのタイミング |
| 1次試験 | 例年8月上旬(土・日) | 7科目 択一マーク式 | 2日間で7科目実施 |
| 1次試験 合格発表 | 例年9月上旬 | — | 2次試験申込はこの前後 |
| 2次試験 申込 | 例年8月下旬〜9月上旬 | オンライン申込 | 1次合格者のみ(当年・前年) |
| 2次試験(筆記) | 例年10月第4日曜日 | 事例Ⅰ〜Ⅳ 記述式 | 各80分 × 4事例 |
| 2次試験 合格発表 | 例年12月上旬 | — | 口述試験の案内も同時 |
| 2次試験(口述) | 例年12月中旬 | 口述(約10分) | 合格率99%以上。辞退しなければほぼ通過 |
今日から逆算 — 残り時間を「見える化」する
マラソンの途中に「あと○km」の看板がないと、ペース配分がわからないように、試験勉強も「今日が全体のどのあたりにいるか」を把握していないと、ペースが崩れます。
以下は1次試験を8月上旬と想定した場合の逆算タイムラインです。現在(5月下旬)から起算しています。
約65
日
5月末から1次試験まで(目安)
約150
日
5月末から2次試験まで(目安)
約9
週間
1次試験まで残り(5月末時点)
現在 ▶ 5〜6月上旬
インプット完了フェーズ
テキスト・講義で各科目の基礎を一通り押さえる。全体像を把握することが目標。完璧に理解しようとせず「地図を頭に入れる」感覚で進む
6月中旬〜7月上旬
過去問 演習フェーズ
科目別に過去問を解き始める。「どこでどう間違えるか」のパターンを把握する期間。正答率より「なぜ間違えたか」の分析を重視する
7月上旬〜7月末
弱点集中 補強フェーズ
苦手科目・苦手論点に集中投下。得意科目は維持程度に。目標は「40点未満の科目をゼロにする」こと。足切りリスクを先に消す
試験2週間前〜直前
直前 総仕上げフェーズ
新しいことを覚えようとしない。これまで学んだことを繰り返しアウトプット。模試・直前演習で本番の時間感覚に慣れる
例年8月上旬
1次試験(本番)
2日間で7科目。日程・会場・持ち物を早めに確認しておく
科目合格制度 — 複数年作戦のスケジュール
1次試験では、60点以上を取った科目は翌年度・翌々年度の受験が免除されます(申請制)。7科目を一度に合格する必要はなく、2〜3年に分けて確実に通過する戦略も有効です。
| パターン | 1年目 | 2年目 | 向いている方 |
|---|---|---|---|
| 1発合格 | 7科目全て受験 | 2次試験へ | 学習時間を十分確保できる方 |
| 2年作戦 | 得意科目4〜5科目を合格 | 残り科目 + 全体再挑戦 | 働きながら無理なく進めたい方 |
| 科目絞り作戦 | 財務・企業経営・運営管理 を確実に合格 | 残り4科目に集中 | 2次試験重要科目を先に固めたい方 |
科目合格を使う際の注意点
科目免除は有利とは限りません。免除された科目が得意で高得点を稼げる場合、あえて受験して平均点を上げることも戦略のひとつです。また、免除を申請しても当日受験できる(申請しなければ受験扱い)制度のため、試験直前まで得点戦略を調整することが可能です。
申込〜受験の流れ — 見落としやすいポイント
4〜5月
受験申込
- J-SMECA のサイトからオンライン申込
- 受験料の支払い(クレジット等)
- 科目免除の申請(前年合格科目)
6〜7月
受験票・会場確認
- 受験票が郵送で届く
- 試験会場(都市ごとに異なる)を確認
- 交通・宿泊の手配(遠方者)
8月
1次試験(本番)
- 1日目:経済・財務・企業経営・運営管理
- 2日目:法務・情報・中小企業政策
- 試験終了後、自己採点が可能
8〜9月
合格発表・2次申込
- 自己採点でほぼ合否は把握できる
- 2次試験の申込締切を見落とさない
- 1次合格通知が届いたら即申込
Uのメモ:申込を忘れていた先輩の話
知人の受験生が「1次試験は余裕で受けられると思っていたら、申込期間が終わっていた」という話をしていました。4〜5月の申込期間は意外と短く、気づいたら締め切られていたというケースがあります。申込は試験日よりずっと前のため、カレンダーに「申込開始日」を先に登録しておくことをおすすめします。



日程を把握したら、次は「どの学習方法を選ぶか」を決める段階です。独学・通学・通信、それぞれの特徴を整理した記事も参考にしてみてください。









