中小企業診断士試験とは | 中小企業診断士 試験情報

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「中小企業診断士って、結局どんな試験なんだろう」と思って調べ始めたとき、情報が多すぎてかえって混乱してしまいました。この記事では、試験の全体像を地図のように整理しています。一緒に確認してみてください。

この記事では、中小企業診断士という資格の全体像を整理します。試験の仕組み・7科目の役割・難易度・合格後の活かし方まで、「まず知っておきたい地図」としてまとめています。
7
科目
1次試験の受験科目数
約18,000
人/年
1次試験の受験者数(近年)
約20%
前後
2次試験の合格率
15
日間
登録に必要な実務補習・従事日数
目次

経営コンサルタントの国家資格は、これ1つ

資格の唯一性

日本には弁護士・公認会計士・税理士・社会保険労務士など多くの専門家資格があります。ただ、これらはそれぞれ「法律」「会計」「税務」「労務」と専門領域が決まっています。

「経営全体を診て、改善策を提案する」という役割を担う国家資格は、中小企業診断士だけです。中小企業支援法に基づき、国が認定している唯一の経営コンサルタント資格です。

専門医タイプ(他の士業)
担当領域が明確に決まっている
深い専門知識を持つ
「この問題はここへ」と紹介できる
ホームドクタータイプ(診断士)
経営全体を横断的に見る
財務・人事・マーケティング・ITまで幅広く対応
「何でも最初に相談できる」存在

「もし診断士という存在がいなかったら、中小企業の社長はだれに相談するのか」。法律は弁護士、税金は税理士、でも「売上が上がらない」「組織がバラバラ」「何から手をつければいいかわからない」……そういう相談ができる専門家は、実はとても少ないのです。

試験の全体像 — 1次・2次・実務補習の3ステップ

試験構造
STEP 1 1次試験
7科目・択一マーク
例年8月
STEP 2 2次試験
4事例・記述式
例年10〜11月
STEP 3 実務補習 or
実務従事
15日間
登録 中小企業
診断士
資格取得
区分形式合格基準有効期間
1次試験 7科目 択一マーク式(各60分・90分) 総点420点以上 かつ 40点未満の科目なし 合格年度+翌年の2年間
2次試験 事例Ⅰ〜Ⅳ 記述式(各80分) 総点240点以上 かつ 40点未満の事例なし 合格翌年度まで(口述試験含む)
実務補習 / 実務従事 中小企業への診断実習 15日間以上の実績 2次合格後3年以内

1次試験は「科目合格制度」があり、60点以上を取った科目は翌年度以降の受験が免除されます。複数年かけて合格を目指す戦略も選択肢のひとつです。

7科目の全体マップ — 何を学ぶのか

7科目
科目 A
経済学・経済政策
マクロ・ミクロ経済学。市場の仕組みや政府の経済政策を理解する
科目 B
財務・会計
財務諸表の読み方・CVP分析・NPV計算など。2次試験(事例Ⅳ)とも直結する最重要科目
科目 C
企業経営理論
経営戦略・組織・マーケティング。2次試験の事例Ⅰ・Ⅱの基礎になる科目
科目 D
運営管理
生産管理・店舗・物流。事例Ⅲの基礎。製造業・小売業の改善手法
科目 E
経営法務
会社法・知的財産・契約。暗記中心だが範囲が広く苦手にする受験生が多い
科目 F
経営情報システム
IT・システム開発・セキュリティ。IT技術者には得点源、非エンジニアには難関になりやすい
科目 G
中小企業経営・政策
中小企業白書・支援施策。毎年最新白書が出るため直前期に集中して学ぶ科目

科目Bの財務・会計と科目Cの企業経営理論は、2次試験(記述式)に直結するため特に重要とされています。学習時間全体の4〜5割をこの2科目に充てる受験生が多いようです。

難易度と合格率 — 「難関」と言われる理由

合格率データ
試験受験者数(近年)合格率(目安)備考
1次試験 約17,000〜19,000人 30〜40% 年度により変動大。科目合格制あり
2次試験 約8,000〜9,000人 18〜20% 毎年ほぼ一定。合格者数でコントロール
1次→2次 通算 約4〜8% 1次に毎年挑戦する受験生も含む

「合格率が低い」と聞くと怖く感じますが、2次試験の合格率が約20%というのは「受験生の5人に1人が合格する」ということでもあります。また、1次試験の科目合格制度をうまく活用することで、複数年かけて着実に合格を目指せます。

学習時間の目安
独学の場合、合格までに必要な総学習時間は800〜1,200時間が目安とされています。1日2〜3時間学習すると仮定した場合、1〜1.5年のスパンになります。社会人が働きながら取得するケースがほとんどで、計画的なスケジュール管理が合否を左右します。

取得後に何ができるのか — 3つの活かし方

活かし方
活かし方 1
社内での活用
経営企画・マーケティング・管理職としての説得力が増す。昇格や異動のきっかけになることも
活かし方 2
独立・コンサルタント
中小企業への経営診断・補助金支援・セミナー講師として独立。支援機関(商工会議所等)との連携も
活かし方 3
副業・複業
会社員のまま副業として診断活動や補助金申請支援。近年「副業診断士」として活躍する方が増加中

Uのメモ

勉強を始めて感じたこと
最初に7科目の一覧を見たとき、「こんなに幅広く学ぶのか…」と少し圧倒されました。でも実際に学び始めると、科目同士がつながっていることに気づきます。財務会計で覚えた利益の概念が企業経営理論に出てきたり、運営管理で学んだ生産方式が中小企業政策の支援対象になっていたり。7科目を「バラバラに覚える」のではなく「中小企業の経営全体を理解する地図」として見るようになってから、少しずつ面白さが増してきました。
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試験の全体像が少し見えてきたでしょうか。次は具体的な勉強方法や試験日程など、作戦を立てるための情報に進んでみてください。

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この記事を書いた人

中小企業診断士試験勉強中のアラフィフシングルマザーです。
大学卒業後から現在まで、数々の失敗をしながらずっと自営業として試行錯誤を重ねてきました。
もっときちんと経営やビジネスの知識を身につけて、将来は他の事業者の方のお役にも立てたらいいな、と思うようになり、中小企業診断士の試験に挑戦中です。

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