独学の教材はこう回す|テキスト→問題集→過去問の3ステップ学習サイクル

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教材をそろえた後に「で、どう使うの?」と迷う方は多いと思います。買い方より回し方が大事、というのが正直なところです。

独学で診断士試験を目指す場合、教材の種類は増えがちです。でも大切なのは「何を買うか」より「どう回すか」。この記事では、基本となる3ステップの学習サイクルと、各ステップでの動き方を整理します。

STEP 1
テキストで
全体像をつかむ
STEP 2
問題集で
理解度を確認
STEP 3
過去問で
本試験を体感
このサイクルを繰り返す ― 1周より2周、2周より3周が力になる
3ステップの詳細
1
テキストで全体像をつかむ

最初から細かく覚えようとせず、まずは各科目の構造や用語に「慣れる」ことを目的にします。一読で完璧に理解しようとすると進まなくなるので、「なんとなく分かる」状態で次に進んで大丈夫です。

この段階では読み切ることを優先します。理解できない箇所があっても立ち止まりすぎず、先に進む。後から問題集をやることで「そういうことか」と腑に落ちることが多いです。

Uのメモ ― まとめシートを使っています。薄いので1科目を一気読みしやすく、全体の地図が先に入ってくる感覚があります。
2
問題集で理解度を確認する

テキストを1周したら、すぐ問題集に移ります。問題を解くことで「分かっているつもり」と「本当に分かっている」の差が明確になります。

間違えた問題はテキストに戻って確認し、再度解く。この「問→テキスト戻り→再問」のサイクルが定着の核心です。正解した問題も「なぜ正解か」を説明できるかどうか確認する習慣をつけると差がつきます。

Uのメモ ― まとめシートには問題集がないため、過去問の中から基礎レベルの問題を選んで理解確認に使っています。問題を解いた後にまとめシートを見直す流れが定着しています。
3
過去問で本試験レベルを体感する

問題集である程度理解が固まったら、過去問に取り組みます。過去問には「本試験特有の問われ方」があり、問題集だけでは気づけない引っかけ方のパターンを体感できます。

中小企業診断士協会の公式サイトでは過去問が無料公開されています。まずは直近3年分から始めて、手応えに合わせて遡るのがおすすめです。入手方法と活用法の詳細はこちらの記事にまとめています。

Uのメモ ― 過去問は公式サイトから無料でダウンロードしています。まとめシートで読んだ内容が「こういう形で出題されるのか」と気づく瞬間が面白い。
何度も回すことが一番の近道
4
サイクルを繰り返す

1周目は「ほとんど分からない」でも大丈夫です。2周目で「あ、これ見たことある」になり、3周目で「なぜそうなるか」が言えるようになる。学習は周回するほど密度が上がります。

1周に時間をかけすぎるより、短時間で何周も回すほうが記憶の定着には効果的です。1科目を2週間かけて1周するより、3日で1周して何度も繰り返す方が試験本番で力になります。

Uのメモ ― まとめシートは薄いので「また1周するか」と思いやすい。完璧主義にならず気楽に回せるのが続けられる理由のひとつです。
5
直前期は過去問と弱点ノートに集中する

試験2〜3か月前からは、テキストに戻る時間を減らし、過去問中心に切り替えます。間違えた問題・自信がない論点を「弱点ノート」にまとめておくと、直前の総仕上げに役立ちます。

この時期に新しい教材に手を出すのは避けましょう。使い慣れた教材を繰り返すことが、安定した得点力につながります。

Uのメモ ― 直前期はまとめシートを高速で見直しながら、弱点部分だけ過去問に戻るイメージで進める予定です。
Uの場合 ― まとめシートでこのサイクルをどう回しているか

私はTACスピードシリーズではなく、まとめシートだけに絞って学習しています(その理由はこちら)。その場合の3ステップはこんなイメージです。

  • STEP 1 ― まとめシートを1科目通読。「なんとなく知っている」状態にする
  • STEP 2 ― 過去問の基礎問題で理解を確認。間違えたらまとめシートに戻る
  • STEP 3 ― 過去問を年度単位で解き、出題パターンを体感する
  • 音声教材・YouTube動画で聴きながら学ぶ時間も組み合わせています(耳で攻略する学習法

まとまった時間がなくても、このサイクルを隙間時間で少しずつ回せるのが今のスタイルです。

この記事のまとめ
  • 基本サイクルは「テキスト→問題集→過去問」の3ステップ。これを繰り返すことが合格の近道
  • 1周目は「分からなくて当然」。2〜3周で理解が積み重なる
  • 問題を解いたら必ずテキストに戻る「問→戻り→再問」の習慣が定着の核心
  • 直前期は新教材に手を出さず、使い慣れた教材の高速回転に切り替える
  • 使う教材が何であれ、このサイクルの考え方は共通して使える
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この記事を書いた人

中小企業診断士試験勉強中のアラフィフシングルマザーです。
大学卒業後から現在まで、数々の失敗をしながらずっと自営業として試行錯誤を重ねてきました。
もっときちんと経営やビジネスの知識を身につけて、将来は他の事業者の方のお役にも立てたらいいな、と思うようになり、中小企業診断士の試験に挑戦中です。

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