中小企業診断士 口述試験廃止|2026年度から何が変わったのか徹底解説

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2026年度から中小企業診断士試験の口述試験が廃止されました。

長年続いてきた制度が変わるのはとても大きなことです。

「どんな試験だったの?」「廃止になって何が変わるの?」という疑問にお答えします。

この記事のポイント
2026年度から口述試験が廃止され、2次筆記合格 = 中小企業診断士試験合格になりました。口述試験がどんな試験だったか・廃止の背景・受験生への影響を整理します。
目次

口述試験とはどんな試験だったか

形式
面接(口頭試問)
試験官2名と対面。事例に関する質問に口頭で回答する形式。
試験時間
約10分
1人あたりの面接時間は10分程度。質問数は3〜4問が一般的でした。
合格率
99%以上
筆記合格者のほぼ全員が通過。実質的な確認面接の位置づけでした。
開催時期
12月下旬
2次筆記合格発表(12月上旬)の約2週間後に実施されていました。

廃止までの経緯

制度発足当初〜2025年度
口述試験が最終関門として存在
中小企業診断士としての資質・コミュニケーション能力を確認する目的で設けられていました。合格率は毎年99%を超えており、実質的な「通過儀礼」という位置づけになっていました。
近年
制度の見直し議論が活発化
DX推進・試験の効率化・受験者負担の軽減といった観点から、試験制度全体の見直しが議論されるようになりました。口述試験は「ほぼ全員が合格する試験にどれほど意味があるか」という点で見直しの対象になっていました。
2026年度〜
口述試験廃止・2次筆記合格が最終合格に
中小企業診断協会が口述試験の廃止を正式発表。2026年度受験者からは2次筆記試験合格がそのまま最終合格となります。合格発表も約2週間前倒しになりました。

廃止による影響

受験生にとってのメリット
  • 12月下旬の面接のために仕事・家庭の調整が不要になる
  • 合格発表から登録までのスケジュールが前倒し・明確化される
  • 「筆記を通れば合格」という明快なゴールになる
  • 遠方在住者・ワーキングマザー等の負担が軽減される
懸念・注意点
  • 2次筆記合格がそのまま最終合格になるため、筆記試験のプレッシャーが増す
  • 「筆記合格後に口述で挽回」という余地がなくなる
  • 口述試験対策を提供していた予備校の一部コースが変更される
  • 合格発表が早まる分、実務補習の準備を早期に行う必要がある

よくある疑問(Q&A)

Q 口述試験廃止で「筆記さえ受かれば診断士になれる」という理解で合っていますか?
A 1次試験 → 2次筆記試験 → 実務補習or実務従事(15日)→ 登録、というフローになります。2次筆記合格が試験上の最終関門になりましたが、実務補習・実務従事の要件は変わっていません。「試験に合格する」ことと「診断士として登録する」は別ステップです。
Q 2025年度以前に2次筆記を合格していた場合はどうなりますか?
A 2025年度以前に筆記合格し、口述試験も通過して最終合格している方はそのまま登録要件を満たしています。制度変更の影響はありません。詳細は中小企業診断協会にご確認ください。
Q 口述試験廃止で2次試験の難易度は上がりますか?
A 2次筆記試験の合格基準(総点60%以上・各事例40%以上)や合格率の目標値に変更はないとされています。廃止によって「筆記の合格率を下げる」という措置は現時点で発表されていません。ただし制度改革に伴い出題傾向が変わる可能性はゼロではないため、最新の公式発表を確認することをお勧めします。

まとめ

  • 口述試験は「約10分・面接形式・合格率99%超」の確認試験だった
  • 2026年度から廃止、2次筆記合格 = 最終合格に
  • 日程負担の軽減・スケジュール前倒しは受験生にとってメリット
  • 2次筆記の難易度・合格率は現時点で変更なし
  • 実務補習・実務従事(15日)の要件は引き続き変わらず
U のメモ
口述試験を経験した先輩診断士の方々の話を聞くと、「試験そのものより、受かった安心感の中で12月の面接に向かう緊張感が印象的だった」とおっしゃる方が多いようです。それがなくなるのは少し寂しい気もしますが、2次筆記一本に集中できるのはシンプルでいいですね。受験生としては、むしろ「2次を通ったらもうゴール」という明快さが励みになります。
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変更点は受験生全員に等しく影響します。最新情報は必ず中小企業診断協会の公式サイトでご確認ください。一緒に新しい制度のもとで合格を目指しましょう。

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この記事を書いた人

中小企業診断士試験勉強中のアラフィフシングルマザーです。
大学卒業後から現在まで、数々の失敗をしながらずっと自営業として試行錯誤を重ねてきました。
もっときちんと経営やビジネスの知識を身につけて、将来は他の事業者の方のお役にも立てたらいいな、と思うようになり、中小企業診断士の試験に挑戦中です。

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