Uコンビニや飲食チェーンでよく見かけるフランチャイズ。「ロイヤリティって何に対して払うの?」「本部が加盟者に何を開示しなければならないの?」中小企業診断士としてFC経営に関わる場面も多いので、仕組みをしっかり整理しました。
この記事でわかること
- フランチャイズの仕組みとFC本部・加盟者(フランチャイジー)の関係
- FC本部の情報開示義務(中小企業庁の指針)と開示項目
- ロイヤリティの算定方式(売上比例型・定額型・利益分配型)
- 中小企業庁のフランチャイズ統計と業種別規模
- 独占禁止法との関係(テリトリー制・拘束条件付取引)
目次
フランチャイズの基本構造
FC本部と加盟者の関係
FC本部(フランチャイザー):ブランド・ノウハウ・商品・システムを提供加盟者(フランチャイジー):加盟金・ロイヤリティを支払い、FC本部のシステムを使って事業を行う
FC契約の主な内容:
① 加盟金(イニシャルフィー):契約時に支払う一時金
② ロイヤリティ:継続的に支払う対価(売上比例・定額・粗利分配等)
③ テリトリー権:一定地域での独占営業権(あるものとないものがある)
中小企業庁の情報開示指針——開示が求められる主な項目
| 開示項目 | 内容 |
|---|---|
| FC本部の概要 | 本部の沿革・役員・資本金・財務情報 |
| 加盟金・ロイヤリティ | 金額・算定方式・返還条件 |
| 売上・収益の見込み | モデル店の収益データ・その根拠(実績開示) |
| 既存加盟者の状況 | 店舗数・解約・閉店の実績 |
| 契約条件 | 契約期間・更新・中途解約・違約金 |
Uのメモ
学習メモ
- FC契約:加盟金(一時金)+ロイヤリティ(継続対価)の2段階費用構造
- 中小企業庁の情報開示指針:開示義務(法的強制力なし)だが、不開示は不公正取引の問題あり
- 独禁法との関係:テリトリー制(一定地域での独占)は原則OK。ただし競争制限的なら問題
- ロイヤリティ方式:売上比例型(最多)・定額型・利益分配型(グロスプロフィット型)
- テリトリー条項なし→本部が近隣に新店舗を出せる(「ドミナント出店」問題が生じることも)





