リーン生産とJIT——かんばん方式・7つのムダ・TPS全体像を図解で整理 | 中小企業診断士1次試験 運営管理

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トヨタ生産方式(TPS)は世界中の製造業に影響を与えた経営革新です。「7つのムダ」を覚えるとき、自分の日常業務や身近な場面に当てはめてみると、驚くほど見えてくるムダがあります。

この記事でわかること
  • TPS2本柱:JIT(必要なものを必要な量)+ 自働化(異常の自動停止)
  • 7つのムダ:作りすぎ・手待ち・運搬・加工・在庫・動作・不良(「作手運加在動不」)
  • かんばん:生産指示かんばん+引取りかんばんの2種類で後工程引取りを実現
  • プル方式(後工程引取り)⇔ プッシュ方式(前工程押出し)
  • ポカヨケ:不良品の流出を防ぐ治具・センサー等の仕組み。自働化の具体手段
目次

トヨタ生産方式(TPS)の2本柱

① ジャスト・イン・タイム(JIT):必要なものを、必要なときに、必要な量だけ生産・調達する。在庫の削減と生産効率の向上が目的。

② 自働化(ニンベンのついた自動化):機械が異常を検知したら自動停止し、人がその原因を取り除く仕組み。不良品が次工程に流れない品質確保の仕組み。

7つのムダ

ムダの種類内容・例
作りすぎのムダ需要以上に生産すること。在庫・品質問題を隠す最悪のムダ
手待ちのムダ機械・人が次の作業を待っている時間のロス
運搬のムダ不必要な物の移動。工場レイアウトの悪さが原因
加工そのもののムダ不必要な工程・精度過剰な加工(顧客が求めない付加価値)
在庫のムダ余分な在庫による保管コスト・品質劣化・改善意識の低下
動作のムダ付加価値を生まない人の動き(探す・歩く・持ち替えるなど)
不良・手直しのムダ不良品の発生・手直し・廃棄にかかるコストと時間

かんばん方式——後工程引取りの仕組み

かんばんは「生産指示」と「引取り」の2種類。後工程が前工程から必要なものだけを引き取る「後工程引取り(プル方式)」が基本。プッシュ方式(前工程が後工程に押し出す)の逆。スーパーマーケット方式とも呼ばれる。かんばん枚数 = (平均日次需要 × リードタイム × (1 + 安全係数))÷ コンテナ容量

Uのメモ

学習メモ
  • TPS2本柱:JIT(必要なものを必要な量)+ 自働化(異常の自動停止)
  • 7つのムダ:作りすぎ・手待ち・運搬・加工・在庫・動作・不良(「作手運加在動不」)
  • かんばん:生産指示かんばん+引取りかんばんの2種類で後工程引取りを実現
  • プル方式(後工程引取り)⇔ プッシュ方式(前工程押出し)
  • ポカヨケ:不良品の流出を防ぐ治具・センサー等の仕組み。自働化の具体手段

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この記事を書いた人

中小企業診断士試験勉強中のアラフィフシングルマザーです。
大学卒業後から現在まで、数々の失敗をしながらずっと自営業として試行錯誤を重ねてきました。
もっときちんと経営やビジネスの知識を身につけて、将来は他の事業者の方のお役にも立てたらいいな、と思うようになり、中小企業診断士の試験に挑戦中です。

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