生産計画の基礎——大日程・中日程・小日程計画を図解で整理 | 中小企業診断士1次試験 運営管理

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「生産計画を立てる」というと漠然としていますが、期間の長さ別に「大日程→中日程→小日程」と階層化して考えると、それぞれの役割が見えてきます。試験では手順計画・工程管理の全体像をしっかり押さえておくことが重要です。

この記事でわかること
  • 大日程(年次・長期)→中日程(月次)→小日程(日次)の3階層で生産計画を管理
  • MRP:生産計画×BOM×在庫情報→部品の必要量・発注時期を自動計算
  • 正味所要量 = 総所要量 − 在庫量 − 発注残
  • MTO(受注生産):在庫リスクなし / MTS(見込み生産):在庫あり・即納可
  • ガントチャート:横軸に時間、縦軸に作業・機械を取った進捗管理ツール
目次

生産計画の3階層

計画の種類期間内容
大日程計画(マスタースケジュール)年単位・半年単位製品別の生産量・時期の長期計画。設備投資や人員計画の基礎
中日程計画月単位・週単位品目別の月次生産計画。資材所要量計画(MRP)の基礎データ
小日程計画(日程計画)日単位・シフト単位各工程・機械ごとの作業割当。工程表・ガントチャートで管理

MRP(資材所要量計画)——必要なものを必要なときに

MRP(Material Requirements Planning):大日程計画(生産計画)と部品構成表(BOM)・在庫情報をもとに、各部品・材料の必要量と発注タイミングを計算する手法。

MRPの計算:正味所要量 = 総所要量 − 在庫量 − 発注残
この正味所要量に基づいてロット計算→発注計画→製造指示を作成する。

生産方式の種類

生産方式特徴適合
受注生産(MTO)注文を受けてから生産開始。在庫リスクなし・リードタイム長い個別受注品・高価格製品
見込み生産(MTS)需要予測をもとに事前に生産・在庫を積む標準品・大量生産品
受注組立(ATO)汎用部品を在庫し、受注後に組立のみ行う半カスタマイズ品
受注設計(ETO)受注後に設計から始める完全個別対応プラント・特注機械

Uのメモ

学習メモ
  • 大日程(年次・長期)→中日程(月次)→小日程(日次)の3階層で生産計画を管理
  • MRP:生産計画×BOM×在庫情報→部品の必要量・発注時期を自動計算
  • 正味所要量 = 総所要量 − 在庫量 − 発注残
  • MTO(受注生産):在庫リスクなし / MTS(見込み生産):在庫あり・即納可
  • ガントチャート:横軸に時間、縦軸に作業・機械を取った進捗管理ツール

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この記事を書いた人

中小企業診断士試験勉強中のアラフィフシングルマザーです。
大学卒業後から現在まで、数々の失敗をしながらずっと自営業として試行錯誤を重ねてきました。
もっときちんと経営やビジネスの知識を身につけて、将来は他の事業者の方のお役にも立てたらいいな、と思うようになり、中小企業診断士の試験に挑戦中です。

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